私たちの時間、特に日本人は時間に厳しく、正確さを求める国民性があります。 九時出勤であれば八時半、新人の方になれば八時くらいに出社することが求められます。電車の時間、飛行機の時間が遅れれば、文句を言い、レストランの注文を聞きにくるのが遅ければ席を立ってクレームをつける。そんな文化の中で生きています。 翻って、自然はどうでしょう。先日屋久島に行ってきました。杉の木も苔も何百年、何千年という時間をかけて今があるのだなと感動しました。自然のリズムは無理がない・・・そして美しい・・・そういう印象を受けました。 条件が整えば、新しい芽が杉の切り株からまっすぐに育っていました。いつも同じ時間はそこにはなく、常に変化をしながら安定をしているという生態系の不思議さがそこにあります。 私たちは生き急いではいないだろうか?経済的な価値ばかりを追い求めて、効率を重視することで文化的なもの、大切にしなければならない価値を捨て去っているのではないか?改めてそう自問しました。 自然の時間とともに生きる、自然と人間の共生はそこから生まれてくるのかもしれません。